西武ドームの解説
僕は幼き日から最も通いなれた愛しの緑の野球場。観客収容数は3万5千強ってことになっているが、超満員になると4万人近く入ってしまうスタジアム。西武ドーム名物の人工芝生の外野、さらにはスタジアム上段コンコースでの立ち見を合わせれば確かに入るかもしれない。1997年に旧西武球場に屋根をつけようってことで屋根の土台だけがついた。1998年には名前は「西武ドーム」になったが、肝心の屋根はシーズンオフにつくため、ドームなのに雨天中止が多かった訳の分からない時期をこえ、今では立派なドーム球場に生まれ変わった!ドーム球場なのに、シーズン初めの4月や日本シリーズ近くの10月くらいだと風が吹き抜けて非常に寒い…。外の木々が青々と揺れる、他にはお目にかかれない、緑と一体のドーム球場。ご覧のように今ではグランウンドを照らす事のない照明塔が西武ドームの屋根を照らし旧西武球場の名残を残す。日本で唯一場外ホームランが飛び出す変り種のドーム球場です。
西武ドームへの交通
西武ドームに公共機関で行く
西武池袋線西武球場前駅より徒歩0分。ホント駅の真ん前が西武ドーム!さすが西武鉄道の球団といえる。アクセスは完璧!試合開催日にはもちろん大量増発されています。
また東京多摩方面からのアクセスもよくなりました。多摩都市モノレールの開通で、西武ドームで試合がある日は、最終駅の「上北台」からバスがじゃんじゃん出ている。15分ほどで西武ドームへと運んでくれる。バスの通り道には、東京の百景にも数えられる多摩湖を突き抜け、「あぁ、東京にも多摩なら自然がいっぱいだぁ!」と癒しを与えてくれる。ちなみにこの多摩湖のある狭山丘陵はシブリの「となりのトトロ」の舞台になったと言われる町です。まだまだ自然がいっぱいの癒しスポットです。上北台と西武ドームを結ぶバスがネコバスなら良いのだけどね!
多摩都市モノレールでは埼玉西武球団とのコラボ企画ををよく開催しており、往復乗車券と西武ドーム入場券とのお得なセットチケットの販売などがあります。2006年8月のSEIYUシリーズではモノレール沿線応援デーを開催、多摩都市モノレールやその駅にもインボイス西武ドーム(2006年当時の名称)での試合情報やポスターが数多く掲示されていて多摩都市モノレール沿線も西武ライオンズのホーム状態となっています。
スタジアムエクスプレス
西武ライオンズの親会社西武グループは言わずと知れた鉄道を手がける大企業です。西武ドームは西武線の西武球場前駅直通で公共の便は抜群、さらにこの鉄道会社の強みを生かしたサービスがこのスタジアムエクスプレスです。その名の通りスタジアム直通の臨時特急電車です。池袋から西武球場前駅まで35分ほどで運んでくれる上に観戦チケット付の相当お得なコラボチケットです。料金もかなり良心的で内野指定席の当日券とほとんど変わらない値段で池袋~西武球場前駅間の往復特急券と内野指定席がセットになっています。往復の特急料金をおまけに付けたような料金設定です。地方から西武ドームへの遠征を考えている方には超オススメです。池袋、新宿辺り宿泊して東京観光や夜遊びとプロ野球観戦、こんな遠征計画にはもってこいのサービスです。
西武ドームに自動車で行く
西武ドームまで行ってしまえばどうにかなるのですが、そこまでが大変です。所沢方面から西武ドームに向かう道も少なく、さらに東京東大和市から向かう場合はもっと最悪で多摩湖の堤防を抜けていくためこの一本道しかありません。プレイボールが近づくにつれて渋滞が起こり、さらにこれはプレイボール後もしばらくの間続きます。さらに試合終了後はもう本当大混雑です。西武球場駅から本当に目の前にドームがあることを考えると電車がお勧めです。ただ、平日のナイトゲームなど混雑しないカードでは自動車での来場も問題にはなりません。交流戦の人気カードや日本シリーズなど西武ドームが超満員必至のカードでは自動車での来場はあまりオススメできません。
西武ドームの駐車場
西武ドームには専用駐車場が完備されています。普通車で600台も駐車できてデーゲームではAM10:00からナイトゲームでは16:00から開放されます。1日1100円と駐車料金もなかなか良心的です。この西武ドームの専用駐車場、特に西武ドームの目の前にあるB駐車場はかなり人気がありプレイボールの相当前に行っても満車になっていることが多いです。また専用駐車場は前売り券などはいっさい発売されておらず、当日早いもの勝ちとなっています。指定席観戦する方たちはプレイボールのずいぶん前から西武ドームに行くなんて事はないでしょうからB駐車場は実質、外野席などで応援するであろう、プレイボール数時間前には西武ドームに並んでいるファンたちで埋まってしまうのが現状です。人気のB駐車場は一番早く埋まりますが、西武ドームのちょうどバックネット裏からが入り口となるC駐車場、多摩湖側から西武ドームをぐるっと回り込まなければなりませんが充分に近いです。さらにD駐車場、こちらも今度は狭山湖側から回りこまなければなりませんが旧ユネスコ村を通り抜けてこれるので意外と近いです。B駐車場に比べてC駐車場、D駐車場はプレイボールぎりぎりでも空いていることがあります。不人気のカードであればプレイボール後でも空いていることがありますので西武ドームへの自動車での来場は充実しています。B駐車場は700台収容、C駐車場は550台収容、D駐車場は450台収容となっています。ちなみにA駐車場は関係者、プレス専用で一般開放されていません。
西武ドーム周辺の民間駐車場
この専用駐車場が満車になっても西武ドームの周辺には民間駐車場がたくさんあるから大丈夫!値段は駐車場によってまちまちです。僕がオススメするのはむしろこの民間駐車場です。西武ドーム専用駐車場の場合、試合終了後には駐車場出口に車が押し寄せ、専用駐車場から出るだけで一苦労です。その点、民間駐車場の場合、西武ドーム敷地の外にある訳ですから自動車のはけがとても良いです。駐車料金も専用駐車場よりも安価でやっているところもあり、西武ドームまで少し歩くことを踏まえても民間駐車場はオススメできます。また西武ドーム専用駐車場でも離れたところにあるD駐車場などよりは民間駐車場の方が安価で近くにあったりもします。西武ドーム西側、旧ユネスコ村、山口観音周辺には民間駐車場がたくさんあるのでその辺りをちょっと走ればすぐに見つかると思いますよ。2007.6.3の西武対巨人、超満員になったカードでしたが、それでもプレイボールの40分ほど前でも駐車することができました。
西武ドーム周辺の民間駐車場はの相場は700円から2000円程度、専用駐車場が1100円を考えるとまあそんなもんでしょう。気をつけていただきたいのはぼったくりをかますところもあると言うことです。2007.7.31の西武対北海道日本ハムでは「夏休みだからいつもより高い」とおばちゃんにうっかり2000円払ってしまいました。次の週、2007.8.5の西武対オリックスで本当か?と疑いの目でそのおばちゃんの駐車場からちょっと奥へ、余裕でどこもかしこも1000円でした。そのおばちゃんの駐車場は西武ドームに50mくらいは近いですけど倍はぼったくりすぎ…。「この辺は夏休みはどこもこの値段」と言ったことからもこのおばちゃん確信犯です。専用駐車場が1100円ですからそのくらいが適正価格ってところでしょうか。山口観音周辺はだいたい1000円、ここよりももうちょっと遠くなりますが西武ドームから北に200~300mくらいある民間駐車場では700円の看板を立てているところもありました。どこもだいたい、けっこう年季の入った西武ライオンズのブルーのフラッグを振っています。知らないと駐車場案内をしていると分からないかもしれません。年季の入ったブルーのフラッグのおじちゃん、おばちゃんを見かけたら駐車料金を確認してから案内してもらいましょう。
またこの西武ドーム周辺の民間駐車場、2008年日本シリーズの際にはどこもかしこも本当に2000円でした。ペナントレースの時にいつも使っている1000円のプラカードに張り紙をしてこの日はいつもの2倍とっていました。2008.11.5日本シリーズ第4戦、埼玉西武ライオンズ対読売ジャイアンツの際、プレイボール30分前に西武ドームに到着しましたが西武ドームの公式駐車場は全て満車、いつもの民間駐車場に向かいましたがどこもかしこも2倍の値段設定…、しっかりしています。。
・Parking Information 西武ドーム周辺駐車場
西武ドームの並び方
開幕戦、日本シリーズやコンサートの時くらいしか長蛇の行列はできない。緑に囲まれた美しいスタジアムなので、西武ドーム周りにはバッチリスペースがある。行列をなしても道路にはみだしたりする心配はない。西武ドーム周りは緑が多く、床も緑に舗装されている。敷物1枚あればOK!
入場は西武ドームのバックスクリーン裏からの一箇所となります。一塁側、三塁側共にバックスクリーン裏から入ることとなり、入場待ちの列もここを先頭に伸びていきます。ただペナントレースでこの列が長蛇になることはまずありません。
西武ドームではプレイボールの2時間10分前より招待券や西武の株主優待券の観戦チケット引き換えが行われる。この引き換えのためにチケット引換所の前に列ができるがそれでも長蛇とは言い難い。
めったに長蛇の列ができることのない西武ドームですが、開幕戦は要注意です。2008年の開幕戦ではプレイボール前にに西武ドーム前にいたにも関わらずあまりの長蛇の列で入場できたのはプレイボールから30分以上経ってからでした。
また、ファンクラブの先行販売日も要注意です。この際には当日販売所は別に設定されますが、通常のチケット販売所はファンクラブの先行チケット売り場となり長蛇の行列ができます。ダグアウトテラスやフィールドビューシートなど人気のチケットがお目当ての人が多いみたいです。
西武ドームへの入場
西武ドームの入場口はバックスクリーン裏からの1箇所となります。ここから左が一塁側と右が三塁側となります。2009年シーズンより一塁側がビジター、三塁側がホームとなりました。入場の際には簡単な手荷物検査があり危険物等の持ち込みはできません。ビン、缶の持ち込みは禁止、持って来た方には移し替えをお願いしています。正直、かなり緩い手荷物検査なので簡単に持ち込むことはできますが、安全なスタジアム運営のためにです。移し替えに協力してください。またこの移し替え所ではベビーカーも預かってくれます。小さなお子様連れの人はここでベビーカーを預かってもらうと良いですよ。
持ち込み禁止のビンや缶なのですが、西武ドーム内に設置されているゴミ箱にはちゃんとビン専用のゴミ箱が設置されている。中には缶ビールのゴミが目立ちます。西武ドーム内でのビールの販売価格は700円…高いです。ちゃんと缶専用のゴミ箱を設置しているところからも多少の持ち込みは黙認しているのが現実ではあります。
ホームチーム
埼玉西武ライオンズ(公式サイトへ)
・埼玉西武ライオンズチケット情報(ぴあ会員ならチケットゲット率は高まります!)
・埼玉西武ライオンズのチケットを落札する(Yahoo!オークション)
西武ドームの環境
寒い季節は確かにかなりきついものがある。ゆずの冬至ライヴ1999の時なんて、12月だったから寒い寒い…。「ドームなのにからっ風が吹き荒れているよ…」み~んな言っていました。空っ風が吹き荒れるくらいだから換気の必要はない。照明もいい天気の日はお日様の光がそのまま球場にとどくっていう省エネスタジアム。寒い時はきついけど、スポーツのシーズンには最高っ!涼しくって緑が多くて、やっぱり西武ドームだよなぁって思わせてくれる。西武ドームがある狭山丘陵ってジブリの「となりのトトロ」の舞台となった場所なんですよ!自然の一体のファミリー観戦がお勧めのスタジアムです。
1998年まで西武ドームの外野席は天然芝だった。家族でシートをひいて、お母さんのお弁当を広げて野球観戦なんて風景が良く見られました。他のスタジアムにないアットホームなスタジアムです。屋根がついてから日が当たらなくなり天然芝は人工芝に変わってしまいましたが、それでもこの風景は生きています。周りの木々、グランド人工芝、外野席人工芝と緑が綺麗なスタジアムです。外野人工芝の席で見るならシートを持っていきましょう。
西武ドームのブルペンはホント近い。客席からホントすぐそこに選手が投球練習をしています。金網のすぐ先に大好きな選手がいるのです。内野席の最前列まで降りていけばブルペンはすぐそばです。2009年から登場したフィールドビューシートでは選手たちと同じ高さ、すぐそばで投球練習を見ることができます。
ドームなのに換気の必要が無い、風の吹き抜けるエコスタジアムと紹介した西武ドーム、こう言えば良い事ばかりですが、ドームなのに寒さに震えることもある中途半端なドーム球場とも言える。しかし、西武ドームの思わぬ特典を実感したのが2009年シーズンです。新型インフルエンザが日本国内にも広がり始め、大勢の人が出入りするスタジアムなどの感染リスクが懸念される中、まったく密閉されることのない西武ドームには風が吹きぬけていました。2009年5月の交流戦対横浜戦では、各地のドーム球場ではマスクをして観戦するファンが目立つ中、西武ドームではあまりマスク姿が見られませんでした。
西武球場名物打上げ花火
これまで西武球場名物だったのが、花火だった。西武の選手がホームランを打ったとき、すかさず夜空に華が咲いた!試合が西武勝利で終了すると球場の空に祝砲が上がる!!しかし、ご存知今ではドームとなって、この名物はなくなってしまった…。
これを残念がっていたのは僕だけではなく復活が望まれました。それに応える形で2002年から花火は復活しました。それでもホームランの度にドーム内に花火を上げると煙がこもってしまうので試合終了後、西武ライオンズが勝利の際にバックスクリーン前で打ち上げられています。お立ち台で選手がインタビューを受けている際には西武ドームの屋根にはこんもりと花火の煙がこもる。
西武ドームでの席GETのコツ
普段のペナントレースなら、試合開始前にきちんと行けば席は取れます。指定席の引換え券を持っている人で時間に余裕があるのならプレイボール2時間前に西武ドーム前広場に行くことをオススメします。ここで指定席を引き換えればまず良席をゲットできます。プレイボールまで周辺の多摩湖や狭山湖、山口観音など自然溢れる狭山丘陵を散歩したり、西武ドーム前広場では様々なイベントが行われているのでプレイボールまで暇を持て余すことはありません。ナイターなら三塁側のレストランで食事をすませてしまうと言うのも手だと思います。
西武ドームの座席
2008年まで一塁側がホーム、埼玉西武ライオンズ応援エリアでしたが、2009年シーズンよりレストラン施設などのある三塁側がホーム側となりました。西武ドームの座席はハッキリとした区分けがあります。ってのは外野自由はシートをひく人工芝部分、そもそも座席がありません。その内野側に外野自由の座席、さらに内野自由席、さらにベースよりになにつれて座席も高くなっていきます。内野指定席あたりになってくると座席自体にも格差が生じて自由席にはなかったクッションがついてきたりなんかしちゃいます。西武ドームでは最も高価な観戦エリアのバックネット裏になればふかふかの座席と言うよりはソファー、肘掛、ゆったりとしたカップホルダーやテーブルなどが付いており、まさに特等席でふんずりかえって野球観戦ができます。もちろんそんな座席で観戦したことはなく、ご覧の写真は2007年のファン感謝デーで無料入場できた時のものです。生観戦して体験を元に解説できるのは内野指定席まで…。一度、バックスタンド裏の高級座席で観戦してみたいものです。
西武ドームの座席表
2008年シーズンの西武ドーム改修工事を経て内野指定席エリアに新たに誕生した座席を紹介します。
ダグアウトテラス
2009年シーズンから登場した新たなシートです。内野指定席の下段、まさにダッグアウトの真上に当たるダグアウトテラスです。定員は5名、大きなテーブルが用意されており間近に選手たちを見ながら飲食が楽しめます。
フィールドビューシート
ダグアウトすぐ真横、かつてグラウンドだった場所に設置された特設座席です。グラウンドと座席をさえぎるネットもなく最も選手を近くに見ることのできる座席です。しかしネットがありませんからかなり強い打球がガンガン飛び込んできます。ヘルメットをかぶっての観戦というスリリングな観戦スタイルとなります。
西武ドームでのお勧め
狭山丘陵って言えばトトロ以外にも有名なものは、お茶。狭山茶って美味しいんですよ!西武ドームでは、かなり珍しいのですが、あっついお茶を売りに来てくれる。お父さんはビール、お母さんは狭山茶なんていいじゃないですかね?お茶は200円です。美味しいですよ!
西武ドーム周辺のお店
西武ドーム周辺は狭山丘陵ってことであまりお店はないんですよね。西武球場駅改札から右にひとつコンビニのampmがありますが試合の日には西武ドームに入る前に買い物をと大混雑しています。西武ドーム敷地内には試合開催日だけ開かれる飲食店や西武ライオンズグッツを扱うショップがたくさんありますので買い物には不自由しないと思います。
西武ドーム内のお店
西武ドーム内のお店は大変充実しています。ドームの屋根の外に飲食店が立ち並びおでんやラーメンなどにありつける。さらに通路にはテナント店舗が並びお酒、たこ焼屋、ケンタッキーフライドチキン、グッツショップなどが並んでいます。2009年シーズンより西武ドーム内のほとんどのお店でファンクラブカードを掲示するとチケットなどと引換えのできるLポイントが溜まるようになりました。
中華料理獅子西武ドーム店
2009年シーズンからホーム側が三塁側になった理由のひとつがこの中華料理レストラン獅子が三塁側にあるからなのだそうです。僕も2008年シーズンまではビジター側にあったため全く行ったことがありませんでしたが、2009年より三塁側がホームになったことで初めて行ってきました。埼玉西武ライオンズが西武ドームで優勝した際には優勝祝賀会、ビールかけの会場になることの多いレストランです。中華料理のバイキングが行われており、制限時間は1時間と少し短めです。ドームで摂る食事としては大人1500円と料金はなかなか良心的な値段です。僕が行ったライオンズクラシック2009の対東北楽天3連戦では夏最後のイベントとして780円で生ビール飲み放題なんてことをやっていたものですから、観戦前にすっかりできあがってしまいました…。獅子の中には大型モニターが設置されており試合の模様を見ながら食事が楽しめますがグラウンドを見下ろすことは全くできません。試合を観戦しながら食事ができればもっと良いのですがね。デーゲームでは試合開始前に昼食を、ナイターでは少し早めの夕食をガッツリ摂るにはとてもお勧めです。
カプレラ地蔵
西武ドームの一塁側入り口付近にひっそりと立てられているカプレラ地蔵、このカプレラ地蔵にはこんなエピソードがあるのです。西武ドームも他ドームと同じようにボールが天井に当たった際にはインプレイのままフライとして扱われるのですが、カプレラが入団以来、ホームラン性の天井直撃弾を連発したため新ルールを設けることとなった。外野天井に直撃した場合、ホームランとするというもの。このルールの下で飛び出した外野天井に直撃のホームラン、その直撃部分レフト外野天井には記念のプレート、そしてその延長上、推定落下位置にはカプレラ地蔵が立っているのです。「カプレラってこんなところまで飛ばすのか…すげえや!」これから観戦するのにテンションを高めてくれます。2007年シーズンを最後に埼玉西武を退団したカプレラと共にカプレラ地蔵も去ってしまいました。移籍先のオリックスバファローズの本拠地に行くとかカプレラの故郷ベネズエラに送るなどいろいろな案が挙がったようですがどれも具体化はしませんでした。
西武ドームでのプレゼント
西武ドームでは来場のお客さんに抽選でプレゼントをやっています。試合によりますが先着1万名に「ライオンズナイター抽選券」や先着5000名に「応援フラッグ」など早めに行くと特典があります。チームマスコットであるレオやレオナのぬいぐるみがもらえるあたりは、どこでもやっていることなのですが、たまに地元で取れた野菜なんてのがある。野球観戦帰りに主婦に嬉しいプレゼントはなかなか珍しいのではないでしょうか。2008年まで来場者に先着で配布されていたプレゼント券でしたが2009年シーズンよりファンクラブカードのカード番号が抽選番号になるようになりました。プレゼントは来場者から来場したファンクラブ会員に変更されました。
西武ドームのマスコット
西武ライオンズのマスコットと言えばライオンのレオとライナです。西武ライオンズのホーム試合では必ず現れグランドはもちろんのことたまには観客席にもやってきてちびっ子と写真を撮ったりと思いで作りをしています。
西武ドームでのコンサート
西武ドームは野球場であると同時にコンサート会場として用いられることもあります。渡辺美里が毎年夏に恒例のコンサートをやっていたのは有名。他にもミスチルや長渕剛、サザンオールスターズなど名だたるアーティストがコンサートを行っている。1999年にはゆずがシークレットライブを慣行、無料のライブもあってゆずファン(ゆずっ子)たちがたくさん訪れていました。
西武ドーム前広場
西武ドームでの試合開催日には何らかのイベントが行われています。早めに来場してもプレイボールまでの間、西武ドーム前で開催されているイベントで充分に楽しめます。特にお子さん連れにはフワフワやストラックアウトなどがオススメです。足湯など大人にも嬉しいイベントが開催される事もあります。
西武ドームの名称
西武ドームの名称はこれまでコロッコロ変わっています。ちょっと混乱してしまうので西武ドームでずっと落ち着いてもらいたいのですが。。
1978年12月18日西武球団誕生の同年に決まった名称は「西武ライオンズ球場」
1998年3月17日球場のドーム化第1期工事が終了し「西武ドーム」に
2005年3月1日ネーミングライツにより「インボイスSEIBUドーム」に
2007年1月1日ネーミングライツにより「グッドウィルドーム」に
2008年1月9日から再び西武ドームに改名…いい加減にしてほしいですね。
Lビジョン
2007年オフの工事を経て2008年シーズンより登場したのがバックスタンドの巨大ビジョンです。ファンたちの投票でLビジョンと命名された巨大ビジョンはくっきりと見やすくとても美しいです。
西武ドームをより楽しむための提案
西武ドームは狭山丘陵にある緑のスタジアムっていうのはココまで説明してきたとおりです。このあたり、埼玉県所沢市と東京都東大和市の境にあたる。近くには埼玉側に狭山湖、やまと側に多摩湖と二つの湖があります。志村けんが歌って有名な「東村山音頭」の歌詞にも多摩湖は登場しています、知ってる?西武ドームから歩いていけます。晴れた日にはちょっと早く家を出て、湖のちかくでお弁当なんて良いのではないですか?このあたりは遊歩道も完備されていて散歩にはうってつけですよ!写真のように紅葉の季節、春には桜が舞い散ります。ぜひともちょっとだけ足を伸ばして多摩湖まで行ってみてください。
またこの狭山丘陵は西武園遊園地方面、東村山周辺はジブリのとなりのトトロの舞台になったことでも有名です。となりのトトロで描かれた自然豊かな風景が今もたくさん残っています。雨の日なら雨の日でトトロに会えるかもね~!せっかく西武ドームまで行くのならこの辺りを散歩、観光するのはいかがでしょうか?