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CS第2戦ダルビッシュに完封負け。埼玉西武対日本ハム|2008年10月18日

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埼玉西武ライオンズ対北海道日本ハムファイターズ|2008年10月18日|西武ドーム

 秋晴れの心地よい青空が広がった10月18日、西武ドーム。パ・リーグ覇者としてアドバンテージの1勝を持ち、前日の初戦を快勝して2勝0敗と王手をかける勢いで迎えたクライマックスシリーズ第2ステージ第2戦。週末のデーゲームということもあり、開門前からスタジアム周辺には日本シリーズ進出を信じて詰めかけた大勢のライオンズファンで埋め尽くされていた。独特の緊張感と高揚感が入り混じるポストシーズンの空気。スタンドに入ると、秋の澄んだ日差しの中で青いフラッグが一斉に靡いていた。

緊迫のCS第2戦スタンド風景
▲日本シリーズ進出を信じて熱烈な声援を送るクライマックスシリーズのスタンド

 先発マウンドには、今季飛躍を遂げた若き本格派右腕・岸孝之。対する日本ハムは、絶対的エース・ダルビッシュ有を投入してきた。負けられない日本ハムの執念と、一気に勝負を決めたい西武のプライドが激突する注目の投手戦。しかし、ポストシーズンの重圧が岸に重くのしかかる。3回表、森本稀哲に適時打を浴びて先制を許すと、4回表には金子誠に痛恨の2ランホームランを被弾。岸は4回5失点で無念の途中降板となり、西武ドームに静まり返るようなどよめきが走った。

 反撃に出たいライオンズ打線だったが、この日のダルビッシュはまさに完璧だった。150キロを超える伸びのあるストレートに、切れ味抜群のスライダーとフォーク。西武打線は散発の3安打に封じ込められ、チャンスらしいチャンスを作ることすら許されない。それでも、外野芝生席からは誰一人として諦めることなく、声を枯らしてメガホンを打ち鳴らすサポーターの魂の叫びがグラウンドへ送られ続けた。

 無情にも9回のスコアボードにゼロが刻まれ、0対5での完封負け。ダルビッシュの圧巻の投球の前に、アドバンテージを含めた対戦成績は2勝1敗(実質1勝1敗)のタイに戻された。ポストシーズンの戦いの厳しさをスタンド全員が痛感した敗戦だった。しかし、試合後にドームを出るファンたちの表情には悲壮感はなかった。まだリードしている、明日勝てばいい。夕暮れに染まる狭山丘陵の空を見上げながら、明日の第3戦こそは打線が意地を見せてくれるはずだと、力強く西武球場前駅へと向かった。

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